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オススメドッグフード
愛犬の健康を守る”本当に良い”選び方
毎日の食事に与えるドッグフードとなると、実はどのような物を選べばいいか迷っている飼い主も少なくありません。店頭には星の数ほどのドッグフードが売られ、どのような物を選べばいいか迷ってしまいます。 ワンちゃん自身が気に入るかどうかとは別に、安心・安全な物を選び、愛犬の健康を守ってあげられるのは飼い主だけです。そこで本当にオススメのドッグフードをプロが紹介します。
水分含有量が10%ほどと少なく、カリカリした食感が特徴のドッグフードです。開封後も保存期間が長く、コストパフォーマンスも良いので最も普及しているタイプです。栄養が凝縮されているのでたくさん食べさせなくても1日に必要な栄養を摂ることができます。歯ごたえがあるので顎も丈夫になり、歯石の予防にもなります。水分量が少ないので、食事の際は新鮮な水も一緒に与えるようにしましょう。粒状やフレーク状など種類も豊富です。
水分含有量25~30%の物がソフトドライタイプ。発砲させて膨らませることで柔らかい粒状に形成されています。ソフトドライタイプ同様、水分含有量25~30%のセミモイストフードは、ソフトドライフードと違って膨らませておらず、しっとりしつつ噛み応えがある食感が特徴です。どちらも保水のために湿潤調整剤、腐敗防止のために酸化防止剤や防カビ剤などの添加物が使われていますが、水分量が多いので保存に注意しましょう。
水分含有量75%ほどのとても柔らかい触感のドッグフードです。高級食材が使われている物もあり、犬たちがとても好むタイプです。日常的に与えられるように栄養バランスが考えられている物も多いですが、経済的な面から考えると日常的に与えるのはドライフードの方が適しています。ウェットタイプは食欲が落ちた時や嗜好品として使うのがいいでしょう。パウチタイプ、缶詰タイプなど小分けになっていて、開封前なら長期保存できます。
犬の欲しがる時に欲しがるだけドッグフードを与えるのはNGです。特にドライタイプのドッグフードは手軽に与えられることもあり、おやつ感覚でいつでも食べさせている飼い主さんもいますが、犬の年齢や成長具合によって必要な栄養素や1日の食事回数は異なります。人間同様、愛犬の健康や長寿のために適切な食事量や栄養素について気を配りましょう。
生後50日ごろの離乳後から1歳までの幼犬は、骨格・筋肉など身体組織が発達する大切な時期で、体の大きさと比較して高い栄養価が必要です。 生後4か月頃までは1日3~4回、離乳食用のウェットフードを与えましょう。子犬用ドッグフードをお湯やミルクでふやかしてもOKです。 生後6か月頃になったら一度にしっかり食べられるようになるので1日2~3回、様子を見ながら固いフードに移行しましょう。8~10か月頃には成犬用のドッグフードを1日2回与え始めます。 成長著しい時期なので、栄養不足は骨への負担や発育不全につながります。逆に与え過ぎは脂肪細胞数が増えて将来肥満が心配になります。骨の成長のためにカルシウムは大切ですが、サプリメントなどで過剰摂取すると骨格の形成異常の危険もあります。
1歳を過ぎた犬は成犬と呼ばれ、体の成長は完成期に入ります。1日2回、成犬用ドッグフードを与えましょう。量は、朝は多めに晩は少なめが基本です。1度に与える量も決めておきましょう。好きなだけ食べさせると肥満や糖尿病が心配です。意外にも、1日に必要なエネルギー量は同じ体重の幼犬の半分ほどになります。 犬用のおやつなど嗜好品も多く販売されていますが、与え過ぎると肥満の素です。5歳を過ぎると運動量も落ちるので、若い時と同じ量を与えていても肥満になりがちです。肥満犬には、低カロリーで食物繊維を多く含んだ肥満犬用のドッグフードもあります。
小型・中型犬は8歳、大型犬は7歳くらいから高齢犬の区分になります。成犬よりさらに運動量や体力が落ち、必要なエネルギー量も減ります。成犬と同じカロリーでは肥満になり内臓疾患にも罹りやすくなってしまうので、低カロリー食を1日2回与えましょう。運動不足と腸の動きの低下から便秘になりやすいので、食物繊維を多く与えるように心がけましょう。 歯が悪くなってきたら、お湯でふやかしたドッグフードを与えます。11歳を過ぎてさらに老齢化すると1度に食べられる量が減るので、高カロリー食を1日3~4回に分けて与えるようにしましょう。足腰が弱った犬には、グルコサミンやコンドロイチンが含まれたドッグフードがおすすめです。
人間の食べ物は安全のために国産にこだわる人も多いですね。外国に比べて日本の食に対する安全基準が高水準だということから、国産を選ぶ人が多くいます。しかしドッグフードに関して言えば、国産に比べて外国の方が厳しい基準をクリアしています。例えば原材料に使われる肉一つとってみても、海外では人間も食べられる肉でないと許可が下りません。 肉メインの動物性たんぱく質を主原料に使うことが多い外国産に比べ、国産には動物性たんぱく質の吸収を阻害する穀物を主原料にしている物が多いと言われています。ただし外国産だから安全、国産だから危険というわけでは決してありません。パッケージ裏面の原材料欄をチェックして、納得のいく安全性のものを選ぶように心がけましょう。
人間と同じように犬にもいろいろな食物をバランスよく与えようと思ってしまいがちですが、犬は肉食動物。肉の主要栄養素である動物性たんぱく質がたっぷり必要です。血液・筋肉・臓器・皮膚などを形成する役割があります。ホルモンや免疫系統の生成にも関与している栄養素です。大豆などの植物性たんぱく質や穀物は、消化器官に負担がかかるので主原料には向きません。穀物を主原料にしたドッグフードは避けましょう。
人間の食物同様、食品添加物の摂りすぎは健康を害する恐れがあります。ペットフード安全法により、使用されるすべての原材料には表示が義務付けられているのでパッケージをチェックしましょう。ところが法律の範囲内で大まかな表記しかしていないものもあるので注意が必要です。 ただし添加物や保存料はドッグフードの鮮度を保ったり風味を付けたりする役目を果たしています。規定の範囲内であれば過度に避ける必要はありません。発がん性のあるBHAや除草剤にも使われるエトキシキンなどはペットフード安全法により使用量の制限があります。
小麦やトウモロコシ、米などの穀物全般を全く使わない「グレインフリー」のドッグフードが注目を集めています。人間にとってはエネルギー源となり主食でもある穀物ですが、肉食の犬がたくさん食べてしまうと消化器官に負担がかかってしまいます。また、血糖値があがり肥満になりやすいのも穀物の特徴。 フレンチブルドッグやチワワ、ダックスフントなどには穀物アレルギーもよくみられます。安価なドッグフードは大量生産するために穀物を主原料にしている物もあるので注意しましょう。グレインフリーのドッグフードなら安全ですね。
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